プログラミングを学ぶ際に「何が自分にとって楽しいか?」を考える
気がつけば今年ももうゴールデンウィークの時期なのですね。連休中には旅行やお出かけをする人が多いと思いますが、プログラミングを学ぼうと考えている人も多いかもしれません。まとまった時間がとれたほうがたくさん学習できますし効率も良いですしね。
もし連休中にプログラミングを学びたいと考えているなら、ただプログラミング言語について勉強するのではなく、「何が自分にとって楽しいか?」というのを考えながら学習していくというのをオススメしたいです。
個人的にプログラミングを始めたのは大学生の頃。ちょうどインターネットを使い始めたのと同時期で、最初はただ自分のホームページを作りたいと思って HTML や CSS を見様見真似で書いていました。(なお、HTML/CSS はプログラミング言語ではありません。)
その後、当時よく遊んでいたオンラインCGIゲームのランキングサイトを作りたくなって、それにはプログラミングが必要だったので Perl の本を買って Perl を勉強しました。(なぜ Perl だったかというとレンタルサーバーで動かせるのが Perl だったから)
もともとランキングデータといったデータが好きで、例えばプロ野球の詳細な打撃成績データとか見るのが好きだったので、ランキングサイトを作るのは楽しかったです。友達もよくアクセスしてくれてましたし、掲示板に知らない人が「便利ですね!」といった書き込みをしてくれるのも嬉しかったです。
以前「学校の授業が生み出した苦手意識」という記事にも書いたのですが、大学の授業でやっていたC言語はポインタで挫折し、授業の課題も迷路を作るといったもので面白くなかったです。一方で、ゲームのランキングサイトを作るという作業は自分が作りたいというだけでなく、誰かの役に立つものを作っているという点においてかなり楽しかった。そのおかげでプログラミングがそこそこできるようになりました。
何かを学習する上で「楽しい」というのはすごく大事な要素です。それは自分にとっては「作りたいものを作る」とか「役に立つものを作る」ということでした。ただそれらは最初から分かっていたわけではなく、作りながら気づいたというほうが正しいかもしれません。プログラミングをやったことがない人にとってプログラミングは未知の領域なので、何が楽しいかということも実際にプログラミングに手をつけてみないと分からない。
プログラミングは手を動かしながら、つまり実際にエディタにコードを書きながら学習するほうがいいとよく言われます。しかし、ただ単に手を動かすだけでなく、どういったものが作れると楽しいか、どういったジャンルやスタイルに自分は楽しさを感じるかといったことに気づくことが大切です。それに気づくことができれば、より充実したプログラミング学習ができるのではないかと思います。
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