国立新美術館「新海誠展」に行ってきました
六本木の国立新美術館で12月18日まで開催中の「新海誠展」に行ってきました。会期も終盤ということで平日のお昼だと待ち時間なし、安藤忠雄展のほうが待ち時間が出ていました。
ゆっくり見る時間はなかったので駆け足で眺める感じになりましたが、新海誠ファンなら大満足できる展示数とボリュームだったと思います。3月に銀座の松屋で「君の名は。展」がありましたが、今回は第1作目の「ほしのこえ」から「君の名は。」までの全6作品+αなのでとにかくたっぷり。各作品のシーンをつなぎ合わせたクロージングムービーもとても良かったですし、「君の名は。」の名シーンはうるっとくるのでまともに見られませんでした。
↑ 今回の写真撮影可能スポットは、劇中にもあった糸守の写真を展示した美術館の再現。3月の君の名は。展でも同様の展示ありましたね。
個人的に好きだったのが新宿の高層ビル群をスライスした、オープニングを再現した3Dモデルです。どんな感じの3Dモデルなのか言葉で説明するのは難しいなと思っていたら、ちょうど新海監督のツイッターに写真が上がっていたので貼っておきます。
週明け18日までの国立新美術館での『新海誠展』、僕は本日閉館後にゆっくり拝見してきました。神木くんのガイドも皆さんの言の葉のメッセージも、キュレトリアルチームの愛ある展示も、すべて本当に素敵でした。映画のスタッフにも改めて感謝を。あと3日、行かれる方は楽しんでいただけますように! pic.twitter.com/o7L31ro4DR
— 新海誠 (@shinkaimakoto) December 15, 2017
↑ アクリル板の手前から覗き込めます。
あとロケハンの写真とそれを元に描かれたシーンの絵が多く展示されていましたが、写真に写っている車やそのナンバープレート、街中にある自転車などそのまま描かれているものが多くて、知らないうちに劇中に自分の車や自転車が登場していた!なんて人もたくさんいるかもしれないですね。
そういえば、どの作品のものだったか忘れましたが Photoshop で使うカスタムブラシの紹介という展示もあって、面白いです。
こういう展示は1週間くらい美術館に泊まり込んでじっくり鑑賞したいレベルですが、そうはいかないので何度か通いたいものの、平日だと終わるのが早いし土日は混むし、なかなか難しいところ。美術館のこのあたりの問題なんとか解決されないかなぁ。
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