伊坂幸太郎『ホワイトラビット』
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このミステリーがすごい!2018年版以外にもいくつかのミステリー小説ランキングに安定した順位でランクインしていた、伊坂幸太郎の「ホワイトラビット」を読んでみました。
ミステリー小説が好きだと言うと「伊坂幸太郎とか?」とよく聞かれるのですが実は今まで読んだことがなく、初めての伊坂作品。人質立てこもり事件を題材として、他の小説もこんな調子なのか分からないですが、途中途中で読者の気持ちを代弁するような独特の語り口でストーリーが進んでいきます。
日頃から誘拐を繰り返している犯罪者集団の1人が妻を誘拐されて脅され、人質立てこもり事件を起こしてしまうという内容で、物語の終盤、ネタバレに入った時のオセロが一気にひっくり返されるような、もしくはパズルのピースが一気に連鎖して組み変わるような急展開が爽快でした。年末にちょろっと読んで年を明けてしばらくしてから一気に読んだのですが、なるべく一気に読破することをおすすめします。
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