効率よく働くために「NO HARD WORK!」
本を読む時間を確保しようと思いつつ、ついつい他の事に時間を使いがちなのですが、本屋には定期的に行ってます。先日ビジネス書のコーナーでたまたま見つけて、個人的に好きな本である「小さなチーム、大きな仕事」の著者が書いてるということで買ってみました。
そろそろ、「クレイジー」に頑張るのをやめて、「穏やか」に働くことを称えよう。
「穏やか」=「Calm(カーム)」がキーワードになっていて、この穏やかに働くということに関しては個人的に共感できる点が多いです。
目標をつくらない
利益を増やすことに興味はあるか? ある。収入額に関心は? ある。もっと効率をよくすることに対しては? ある。製品をよりわかりやすく、速く、便利にすることに興味は? ある。顧客や従業員をもっと幸せにすることには? もちろん関心ありだ。バージョンを重ねて改善していくのは好きか? 大好きだ。
よりよいものをつくりたいか? いつもそう思っている。けれども、「よりよさ」を極めるためにつねに目標を追いかけたいかというと? それはいらない。
「僕らの目標=目標はつくらない」という節に書かれている内容。より良いサービスを提供すること、使ってもらい感謝されることはモチベーションになるけれど目標はモチベーションにならないし目標で疲弊してしまうのも好きではない。
ゆっくり待つ
また、多分書いてあるだろうなと思った「返事はゆっくり待て」や「リアル・タイムはバッド・タイム」。チャットを日々の業務に取り入れている会社は多いと思うけど、個人的にはチャットは自分に合わないので必要最小限にしか使っていない。
どういう状況であれ、ほぼいつもすぐ返答がもらえると期待するのは理不尽だ。ところがリアルタイムのコミュニケーション・ツール、とくにインスタント・メッセージやグループ・チャットなどが日々の仕事にだんだん忍びこんできていて、即座に返事がくるという状態が新たな常識になってしまった。
実際のところチャットツールの使い方は工夫している会社が多いだろうが、チャットという UI はリアルタイム性を期待しすぎていて弊害が多い。もしその弊害を除去して使用するならもうチャットでなくてよい。
チャットに関していうと、僕らには経験で知ったふたつの重要なルールがある。ひとつめは、「たいていはメールを使い、リアル・タイムのチャットの使用は”ときどき”くらいに留めること」と、もうひとつは「重要なことは、即断せずにゆっくり決めること」。
後者のほうは打ち合わせや会議的なものにも当てはまると思っていて、要するに情報を先出しして事前にじっくり考えてもらうというプロセスを用意することが大事。
睡眠とリフレッシュ
「小さなチーム、大きな仕事」でも書かれていた「睡眠」はもっとも大事だなと思う。
寝不足になると頭が働かないし、創造する力もわかないし、忍耐力も切れがちになる。理解力も低下する。我慢もきかない。ささいなことを大げさに受けとめるようになる。
個人的に確保したい睡眠時間は7-8時間。8時間眠れたらベスト。しかし7時間未満になると途端に睡眠不足状態となって、まったくもって集中できない。睡眠不足の状態で作業をしても効率が悪い上にミスをする。予想もしなかった不具合を生み出してしまうのも大抵睡眠不足のときの作業だったりする。
作業時間を多く取るために睡眠時間を削るというのは効率の面から見ると本末転倒で、睡眠時間を十分にとってスムーズに作業をし、結果として作業時間を短くするのがよい。集中力がないときに無理に仕事をするのではなく、気分転換をして集中力の回復に努める。仕事だけ頑張るのでなく、仕事終わりや休暇にはメールやチャットから離れてプライベートの時間を十分に楽しもう。
なお、運動をする際には十分なストレッチをお忘れなく。
草野球でふくらはぎの肉離れの実績解除
— F.Ko-Ji (@fkoji) March 31, 2019
NO HARD WORK!: 無駄ゼロで結果を出すぼくらの働き方
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