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F.Ko-Jiの「一秒後は未来」 > 豆知識 > Yahoo! UI LibraryのGraded Browser Supportという考え方
2006年11月16日 10:18
1911日前に投稿

Yahoo! UI LibraryのGraded Browser Supportという考え方

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Yahoo! UI Libraryのドキュメントの中に、「Graded Browser Support」というドキュメントがあります。

Yahoo! UI Library: Graded Browser Support

「ネスケってまだ少しは使われてるみたいだけど、うちのアプリでサポートする必要ある?」という議論はどこでも出てくるものだと思いますが、このGraded Browser Supportはそのような時に役立つものだと思われます。(英語をざっくり読んだだけなのであまり自信なし。)

彼らはブラウザを3つのグレードに分けるにあたって、いくつかの基準を設定しています。

  1. そのブラウザは知られているか(Identified vs. Unknown)
  2. そのブラウザはウェブ標準をサポートしているか(Capable vs. Incapable)
  3. 新しいバージョンか(Modern vs. Antiquated)
  4. 広く普及しているか(Common vs. Rare)

この基準に基づき、ブラウザをA、C、Xの3つのグレードに分けています。

C-grade
Cグレードは、最初のIdentifiedだけ満たしていて、あとの3つは満たされていません。QAテストはいくつかのサンプルを対象に実施されます。

A-grade
Aグレードは、すべての基準を満たしています。QAテストは全てのブラウザに対して為されます。

Aグレードのブラウザについてはこちら。
Yahoo! UI Library: Table of A-Grade Browsers

X-grade
CにもAにも分類されなかった残り全てのブラウザです。

このようにブラウザをグレードに分類して、アプリケーションがサポートするブラウザをグレードで明示します。例えばYahoo! UI LibraryにあるAnimationユーティリティの説明には「Aグレードのブラウザで動作する」と書かれています。そして、定期的にグレードの分類を更新します。例えば最近IE7とFirefox2がリリースされたので、Aグレードの分類が更新されました。

これにより、説明ページには常に「Aグレードをサポートする」と記述したままでよくなります。また、「ネスケはAグレードじゃないからサポートしない」とか「IE5.5がAグレードから降格したから今後はサポートから外す」という決定がスムーズにできるようになります。

もちろんある特定ユーザを対象にアプリケーションを作っている場合は、そのユーザのブラウザシェアにあわせて開発しなければなりませんが、不特定多数のユーザを対象にしたアプリケーションを開発している場合には役立つ考え方かもしれません。

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