Yahoo! Pipesで生成したフィードをFeedBurnerへ流す
Yahoo! Pipesで作ったRSSフィードは、そのまま配信せずにFeedBurnerに読み込ませて配信させたほうがメリットが多い。
◆ メリット1. RSSフィードのURLが綺麗になる
Pipesで生成したフィードのURLはランダムで長い英数字で構成されているが、FeedBurnerに取り込めば分かりやすい名称をつけることができる。
◆ メリット2. RSSフィードの効果測定ができる
Pipesだけでは配信された数しか分からないが、FeedBurnerに取り込めばユーザエージェント別の購読者数を知ることができる。
◆ メリット3. ソースが変更されてもFeedBurnerのURLは変わらない
これについてはFeedBurner & pipesでフィードの簡単リニューアル (Mathatelle)でその利点が説明されている。
公式サイトでFeedBurnerについてを読むと、「トラフィック測定」「フィードの最適化」などを売りにしているけど、一番のメリットは、ずーっと使えるユニークなURIを持てることだと思う。既存のフィード購読者を逃がすことなく、レンタルブログのサービスを変更したりとか、ドメインを変更したりだとか出来る。Movable TypeからWordPressにシステム変更というときも同様。利用者の方に再登録をお願いしたり、.htaccess書かなくても済む。
もちろんデメリットもあって、たとえばYahoo!ブログ検索ではフィードのドメインとその提供元サイトのドメインが一致していないとインデクシングされない。まぁそういう場合はYahoo!ブログ検索のクローラー用にRSSフィードをもう一つ用意しておくのが無難だろう。(Yahoo! Pipesがソースだとちょっと無理だけど。)
このように、RSSの便利で楽しいところは複数のRSSを複数のサービスを経由して新しいRSSに変身させられるところだ。複数のサービスを利用することで、どんどんRSSフィードを高機能にバージョンアップすることができるのは、RSSの魅力の一つといって良いだろう。
ただし、複数のサービスを経由することでコンテンツの更新が遅くなってしまうところには気をつけておきたい。
コメントを残す