F.Ko-Jiの「一秒後は未来」

「小臨床所」→「もしかして: 少林少女」 - Googleの「もしかして」のすごさ

Geekなぺーじ : Googleの「もしかして」が凄すぎる」に触発されてエントリー。

Macの日本語入力システムである「ことえり」で「しょうりんしょうじょ」を変換すると「小臨床所」と変換されるんですよ。でもGoogleはきちんと、

もしかして: 少林少女

と出してくる。これには驚きました。一文字も一致してないのにw。Googleはユーザの誤入力をきちんとトラッキングしているんですね。

  • ことえりユーザが「小臨床所」と誤入力する
  • ユーザはその検索結果をクリックすることなく「少林少女」と改めて入力する
  • ユーザは検索結果をクリックする

このようなユーザの動きが数多く観測されると、「もしかして: 少林少女」が表示されるようになり、さらに多くのユーザが誤入力後「もしかして: 少林少女」のリンクをクリックすることで、そのデータは確実性を増す、という仕組みなのでしょうか。

んー、Googleさすがです。

ただ、逆に考えるとGoogleの「もしかして」は人為的に操作できると考えられます。

数万人のユーザが一斉にキーワードAを入力して、検索結果をクリックせずに別のキーワードBを入力して、その検索結果をクリックする。こうすると、キーワードAで検索したときに「もしかして: キーワードB」と表示されるようになる。

ただしおそらく以下のような条件が必要で、

  • キーワードAは「小臨床所」のように確実に間違いであること
  • 一連の行動が継続的に観測されること

つまり、「Yahoo」と検索して「もしかして: Google」と表示させることはできないということです。

なんだか話が脱線してしまいましたが、一番の驚きは「小臨床所」って誤入力している人が多いってことですね。

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著者について

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F.Ko-Ji

Webエンジニアやってます。最近は ドットインストール の開発がお仕事です。その傍ら、個人で Meity電車遅延なう梅酒.in#グラドル自画撮り部 の部室といったネットサービスを開発・運営してます。梅酒と草野球とリアル脱出ゲームが好きです。

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