今年を代表するチームリーダーに東国原知事らを選出
2008年9月20日、港区の芝大神宮にて「チームワーク・オブ・ザ・イヤー 2008」の表彰式がおこなわれた。
この「チームワーク・オブ・ザ・イヤー」は、サイボウズ株式会社が発足した「ロジカルチームワーク委員会」の主催するイベントで、「その年最も顕著な実績を残したチームリーダーを表彰する」ことを目的としており、今年が第一回目となる。
今年の受賞者は以下の4名。
- 東国原 英夫 (宮崎県知事)
- 竹下 佳江 (女子バレーボール選手)
- 小笹 芳央 (株式会社リンクアンドモチベーション 代表取締役社長)
- 星野 佳路 (株式会社星野リゾート 代表取締役社長)
式典ではサイボウズの青野氏より、受賞者へ記念のトロフィーと賞状が授与された。
受賞理由は公式サイトを参照されたい。
なお、東国原知事は公務(台風被害対策)のため欠席であったため、ビデオでのコメント出演となった。
↑ ビデオにて受賞コメントを述べる東国原知事。
表彰式に続いて受賞者によるトークセッションがおこなわれた。ここでは個人的に印象に残ったコメントを紹介しておく。
- 星野氏
- 組織はピラミッド構造だがチームはフラットでなければならない。チームワーク以前に組織をチームにするのが大変。
- 休憩室で出るグチには貴重な意見がある。それを業務中にいかに引き出すかが大事。
- 竹下氏
- チームをまとめるときに個性をおさえつけてはいけない。
- 体育館の中では身長も年齢も関係ない。
- 厳しい場面では選手の性格を考えてトスをあげることがある。
- 小笹氏
- モチベーションに大事なのはコミュニケーションの活性化。
- 情報共有やコミュニケーション機会を多く持てるようにしている。
- これからの会社は「個人から選ばれる会社」「個人から見放される会社」の二極化する。
↑ 左より星野氏、竹下氏、小笹氏、青野氏。
その後、芝大神宮の本殿にて「チーム繁栄祈祷式」がおこなわれた。主催者と受賞者に混じってマスコミ関係者やブロガーもお祓いしてもらうという、ちょっと珍しい光景だった。
最後に芝大神宮から記念品の命御守をいただいた。これは御利益がありそうだ。
サイボウズの代表取締役社長でロジカルチームワーク委員会の委員長である青野慶久氏によると、「チームワークというのは和の文化であるはずが、最近はチームワークが軽視されつつある。また、日本人はチームワークを語るのが苦手のようだ。そこでイベントを開催することでチームワークを根付かせていきたい。」とのこと。
「このイベントを世界を代表するイベントにしたい」という意気込みも語った。
また、無理矢理感があるが、11月26日を「いいチームの日」としてチームワークの記念日とすることも発表された。ちなみに11月26日は F.Ko-Ji の誕生日である。
イベント感想
今回はAMNよりお誘いを受けて参加しました。ブロガーがマスコミに混じって取材(質疑応答はマスコミのみ)という形式でした。というわけで、この記事もそれっぽく書いてみました。同じマスコミ向けだったイーモバイルのイベントより全然面白かったです。
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