AndroidからMacへWi-Fi経由でファイル転送できるF-LINKアプリを試す
Android 2.1以上を搭載した端末なら他社製のスマートフォンでも使えます。
ケータイ会議9で ARROWS X LTE (F-05D) のモニターをしているのですが、ARROWS X LTEで撮影した動画をMacに簡単に転送するにはどうすればいいか?と調べていて、そういえば「F-LINK」は使えるのかな?と思って試してみました。
F-LINKアプリとは?
この「F-LINK」というAndroidアプリは、同じWi-Fiに接続しているパソコンとスマートフォン、スマートフォンやタブレット端末、さらには富士通のケータイ F-02D / F-04D / F-09C などの間でファイルの共有、送受信ができる「F-LINK」という仕組みを利用するためのアプリです。
※ iPhone用に「F-LINK for iPhone」もありますが、このエントリーを書いている時点では機能的に Android 向けのものより少ないです。
F-LINKについては以前のケータイ会議で試している人がいるので、こちらもご参考にしてください。
»ワイヤレス経由で写真や動画を取り出せるF-09Cの「F-LINK」関連機能まとめ – カイ士伝
» 『F-12C』内の写真や動画をワイヤレスでPCに取り込むことが出来る『F-LINK』を試す – まだげん
» 【ケータイ会議8スマフォ編】F-LINKでPCに写真データをカンタン送信 – PHASE DIAGRAM
このようにF-12Cの時にもF-LINKはあったのですが、「パソコン用のソフトがWindows Vista か Windows 7 以上じゃないと使えない」という話を聞いていたので放置していました。
が、どうやら Android 端末自体を一時的にサーバーにして、直接ブラウザからアクセスできるようになっていたようなのです。
Macにファイルを転送するには「データ共有」機能を使う
専用のソフトがないMacにファイル転送するには、画面右上の「データ共有」という機能を使います。これを使うと Android 端末のSDカード内の任意のデータディレクトリを共有フォルダに設定でき、同一ネットワーク上のパソコンからアクセスできるようになります。
↑ 「共有フォルダの設定」をタップします。
↑ 共有したいフォルダを選択します。
例えばカメラで撮影した写真や動画であれば、「/mnt/sdcard/DCIM」や「/mnt/sdcard/external_sd/DCIM」などのディレクトリを探してみてください。
↑ あとは「開始」をタップすると、このようにブラウザからもアクセスできるように、プライベートIPアドレスのURLが表示されます。
↑ MacからそのURLにアクセスしたところ。(日付が古いのはF-12Cで使っていたSDカードを使っているためです。)
あとは必要なファイルをここからダウンロードするだけです。ダウンロードが完了したら「停止」をタップして共有を終了しておきましょう。
まとめ
自分がMacユーザーということで、今回はMacにファイルを転送するために使える「データ共有」の機能を試しました。これを使うとUSB接続することなく自宅の無線LAN経由でファイルを転送することができて便利です。
ただ、SDカード内で目的のファイルがあるディレクトリを探すのは少し面倒かもしれません。
F-LINKは他にもいくつかファイル共有機能を有しているので、パソコンとスマートフォン、スマートフォン同士などでファイル共有したい場合のひとつの選択肢として覚えておくと便利なのではないかと思います。
» ワイヤレスでスマートフォンの動画・写真を取り込める!「F-LINK」 – FMWORLD.NET(個人) : 富士通
» F-LINKについて – AzbyClub サポート : 富士通(対応端末について)
» F-LINK for iPhone について – AzbyClub サポート : 富士通
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ケータイ会議9とは、富士通の最新スマートフォンARROWS X LTE F-05Dをブロガーが使い倒してブログで自由にレビューする企画です。通信料は各自の負担、モニター後は端末をそのまま使い続けることができるようになってます。
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