映画『君の名は。』を観てきました (ネタバレなし)
新海誠監督の作品は前作の『言の葉の庭』からのファンで、本当にこれはアニメなのか?と疑うくらいの綺麗な映像に心を打たれ、それ以外の作品も1回ずつ観たことがあるのですが言の葉の庭だけは6回くらい観ています。
↑ 発売されたばかりの『新海 誠 Walker』も買いました。
今回の『君の名は。』は、一番最初の特報映像では「言の葉の庭」と同じ色をした作品だなと感じて期待値が高まっていたのですが、それ以降の予告編の映像ではロックな主題歌とテンションの高い主人公だったので、一体どういうテイストなのかと気になっていました。
↑ こちらが最初の特報。「言の葉の庭」が好きな人なら好きだと思う。
↑ こちらは予告編。特報とは打って変わってテンションが高い。
「言の葉の庭」で個人的に好きだったのは、新宿から千駄ヶ谷の身近な風景がリアルに描かれていたところでしたが、それが「君の名は。」にもきちんと受け継がれています。いわゆる聖地巡礼をしたくなる作品だと思います。また、声優が本職でない人が声を担当していると、声の違和感のほうに気をとられて作品に入り込めないことが多いのですが、本作ではまったくそれを感じさせませんでした。
ストーリーについては、公式サイトや予告編を見てみて「意外とよくある感じの SF ファンタジーなのかな?」と感じ、軽く心配していましたが、「世界の中心で、愛をさけぶ」と同じフレーズから始まり、いくらかの笑いを織り交ぜつつ、中盤にドーーンっと衝撃の真実を叩きつけられて、あぁぁぁ。。。と、それまでのシーンを頭の中で振り返って整理しようとするも、ストーリーはどんどん進んでいって、数回訪れる名シーンによって見事に感動させられました。。
頭の中の整理が追いつかなかったので、原作小説を買ってからストーリーをきちんと把握して、もう1回観に行きたいと思ってます。
小説 君の名は。 (角川文庫) (新海 誠)
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