アルファブロガーから学ぶこと[その5] - R30::マーケティング社会時評
R30::マーケティング社会時評
僕のところは質問文以外読まずに飛ばしてもらえると、なおありがたい。(2005年10月14日の「R30::マーケティング社会時評::インタビューする技術」より)
一週間ぶりの「アルファブロガーから学ぶこと」。その理由は、「だからR30ブログの読者は、結構トラックバックを真剣に読んでいる人が多いんですよ。」というコメントを実際に検証するためだ。数日前に、「消費者は確かに偉大だ」を読んで思うことというエントリーを書いてR30へトラックバックしてみた。
それからまだ4日しかたっていないが、R30からこのブログを訪れた人は、なんと延べ589人。1日平均100以上のR30からのアクセスを記録した。見事にR30ブログは「ハブ」の一つになっている。
R30氏のインタビューには、共感できる点が主に二つあった。まずは、「自分がブログの編集長、だから様々な話題を取り上げる」ということ。バラエティに富んだ話題を取り入れることで、パーソナルメディアとしての価値が出るのである。私は編集長という意識はないが、「プロデュースしている」という意識はある。記事だけでなく、サイドバーのプラグインの種類や並べ方、Google Adsenseの設置場所、テンプレートのデザインをカスタマイズするなど、どのようなタイトルにすればいいか、デザインにすればいいかと考える。自分でウェブサイトをプロデュースしている感覚に近い。
もう一つ共感できたのが、いわゆる「投げ銭」について触れていた点である。これについて、R30氏は次のように述べている。
あとやっぱり理想としてほしいのはC2Cなんですよね。・・・本当に将来あってほしいなというのは、個人が書いたコラムに心を動かされた人というのがチャリンと10円なり50円を放り込むっていう世界です。 |
現在投げ銭機能を実装・提供しているサービスには、はてなやlivedoorポイントやWebMoneyがある。投げ銭については私も考えるところがあって、8月12日のエントリーで「投げ銭は手数料無料で電子マネーであると嬉しい」を書いた。また、最近次々とブログが書籍化されているということは、それなりに個人が書くブログに「お金を払ってよい」と考える人が少なからずいるということを示している。たとえブロガーが素人であっても。
R30氏は最後のほうで、「あまり参考にしないで」と述べているので、私もあまりR30氏から学ばないようにするが(笑)、R30氏はプロの記者として記事を書いているらしいので、記事の書き方やノウハウは参考にすべきことが多々あると思う。これからもブログを書き続けていっていただきたい。
ネットで個人をブログしなかった?