コレステロールは低いほうが死亡率が高くなる?
ちょっと気になるニュースがありました。
» 悪玉コレステロール:少なくても危険? 脳卒中や心筋梗塞 – 毎日jp(毎日新聞)
脳卒中や心筋梗塞(こうそく)の発症の危険性を高める「悪玉」とされるLDLコレステロールは、低いほど死亡率が高まることが、大櫛陽一・東海大教授(医療統計学)らの疫学調査で分かった。LDL値の高さは、4月から始まる特定健診・保健指導(メタボ健診)でも、メタボか否かを判断する基準の一つで、悪玉という位置づけの是非が議論になりそうだ。
まさにメタボ健診でのコレステロール値の判断に疑問を投げかけそうな調査結果です。
記事によると、コレステロールの低い群の人たちの死亡率が最も高く、逆に死亡率が低かったのはコレステロールが高めのグループだったそうです。
大櫛教授はLDL値の適正範囲を「男性100~180ミリグラム、女性120ミリグラム以上」と提案。メタボ健診の基準では、LDL値が120ミリグラム以上の人は下げることを勧めているが、大櫛教授は「適切な範囲にあるLDL値を下げ過ぎる危険がある。コレステロールは人体に必須の物質で、少ないと免疫機能が低下するため死亡率が上がるのではないか」と話している。
このように、教授自身は「コレステロールの低下は免疫機能の低下を招いているのではないか」と推測しており、コレステロール値の新しい適正範囲を提案しています。
ちなみに私は細身なのにコレステロールは高めの140くらいあるタイプだったので、ちょっと安心しました。
【関連記事】
– 「コレステロール低いと危険」免疫細胞の働き悪く : ニュース : 医療と介護 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
コメントを残す