OpenSocial - Google Developer Day 2008
Google Developer Day 2008のOpenSocialセッションでは、OpenSocial APIの簡単な紹介や基本的なAPIの使い方、バージョン0.8から正式に追加されたREST APIの紹介、Apache Shindigの紹介などがおこなわれました。
個人的に目新しかった情報は、Apache ShindigというApache incubator projectです。これは簡単にOpenSocialアプリケーションをホスティングする環境を構築するためのものだそうです。
たとえばガジェットのXMLファイルを読み込んでHTMLとJavaScriptとしてレンダリングする機能や、OpenSocialのデータ用サーバとしての機能があるようです。そのため、Apache Shindigを使えばOpenSocialアプリケーションのテスト環境を構築したりすることもできます。
以下、OpenSocialに関する質疑応答のメモです。
- Q. デスクトップアプリケーションで使えるか?
- A. 問題なく使える。
- Q. SNSから取得したデータを外部サーバに送信する手段は用意されているか?
- A. 外部のサーバと通信する機能は備えられている。取得できるデータは当然限られる。
- Q. JavaScript APIとREST APIは同じものか?
- A. 基本的にまったく同じもので、将来的にもそのようになる予定。
なお、OpenSocialはすでにGoogleの手を離れ、OpenSocial Foundationの元でオープンソースとして開発が進められています。
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