Google検索の「as_qdr=y15」の真実
「Google検索の「&as_qdr=y15」オプションが便利だぞ – IDEA*IDEA ~ 百式管理人のライフハックブログ ~」で紹介されていたハック。Googleの検索結果のURLに「as_qdr=y15」をつけると何やら公開日らしき日付が検索結果に表示されるというもの。
正確にいうと(といってもGoogleの人じゃないので正確にはわからないが)この日付は「はじめてGoogleのクローラーに捕捉された日」なので、Googleより古くから公開されているページには使えない。古いサイト(たとえば朝日新聞のサイトなど)で「2001年1月31日」という日付が多いのはおそらくそのため。
まぁ最近公開されたページであれば、ほぼ「公開日=Googleが最初にクロールした日」なので問題ないと思うけど、たとえば「Yahoo! JAPAN」が「2008年6月26日」と表示されているように100%正確ではない、というのは記事にも書かれている通り。
あとそもそも「as_qdr」というオプションは「その期間内にクロールされたページ」を検索するためのオプションで、「y15」というのは「過去15年間以内に」という意味。1日以内だったら「d1」とすればいいし、3週間以内だったら「w3」とすればよく(see: Googleの日付検索パラメータ as_qdr の値は自由に変更できるらしい)、検索結果には y15 でなくても最初にクロールされた日付は表示される。
おそらくネタ元の記事の人は「15年間くらいあれば足りるよね」と考えたんだと思うけど、もし2001年1月31日が基準なら2016年2月1日以降になると y15 ではおそらく足りなくなる。
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