ARROWS X LTEのWi-Fiテザリング、ボトルネックはやっぱりバッテリー
ケータイ会議9で ARROWS X LTE (F-05D) のモニターをしています。
さて、普段から作業を外ですることが多いので、スマートフォンのテザリング機能は個人的に欠かせない機能のひとつとなっています。
ARROWS X LTE でももちろんWi-Fiテザリングが使えるようになっており、しかも LTE すなわち Xi 回線を利用できるということで、従来のFOMA回線よりも数倍快適なテザリングが期待できます。
また、料金面でも嬉しい設定になっていて、Xi契約のパケ・ホーダイはテザリングを利用してもしなくても上限額が変わりません。
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それでは早速 ARROWS X LTE のWi-Fiテザリング機能を利用した感想を。
通知エリアのボタンでワンタッチON/OFFができて便利
まず最初に「これはステキ!」と思ったのが、通知エリアのボタンでテザリングのON/OFFができるところです。
↑ 2段目左にあるこのボタン。
このボタンがあるおかげで、わざわざ設定画面の奥深くまでたどってテザリングを起動する必要もなく、スムーズにテザリングを使い始めることができます。
初期設定のセキュリティが「WPA/WPA2 PSK」になってて安心
以前モニターしていたF-12Cでは、テザリングのセキュリティの初期設定が Open になっていて、うっかり誰でもつなげる状態で使ってしまうかもしれないリスクがありました。
一方、ARROWS X LTE ではセキュリティの初期設定が「WPA/WPA2 PSK」に設定されていて、パスワードもランダムに設定されるようになっています。
↑ このように初期設定されている。
そのため初期設定のまま使い始めても全然大丈夫です。
ちなみに利用できるセキュリティの設定には「Open」「WEP64」「WEP128」「WPA PSK TKIP」「WPA PSK AES」「WPA2 PSK AES」「WPA/WPA2 PSK」の7種類が用意されていて、F-12Cと比べると「WPA/WPA2 PSK」が追加されています。
3Gのテザリングでは遅かった近所のマクドナルドもLTEでは高速に
FOMAの時にはちょっと速度が遅くて作業にならないなぁと思っていた近所のマクドナルド。先日行ってみるとLTEの電波が入ったので試しにテザリングしてみると、3Gの時とは打って変わってスピードテストで3Mbps以上出るくらい、まったくストレスなく利用できました。
ただ、問題はバッテリーの減り具合です。
USB充電しながら使えるものの、バッテリー消費はデメリット
前回のエントリー「約2週間使ってみたARROWS X LTEの良いところ、イマイチなところ」でも書きましたが、普通に使っていてもバッテリー消費が激しい端末なので、そんな端末でテザリングなどしようものなら、みるみるうちにバッテリーが減っていきます。
ただひとつの救いは、パソコンにUSB接続して充電しながらテザリングをすれば、バッテリーがほぼ減らないという点です。
F-12Cの時にはバッテリー消費のほうがやや早かったのでこれはありがたいのですが、当然パソコンのバッテリーの減りが早くなってしまいます。なので、テザリングで作業する時にはますます電源コンセントが必須に…。
接続後、最初のほうで突っかかるのは何だろね?
これは端末の問題なのか回線の問題なのかよくわかりませんが、MacでARROWSにWi-Fiで接続、きちんとネットにつながったかなと思ってちょっとすると、数十秒くらい切断状態になってネットに接続できなくなってしまいます。
しばらく待てば復活するのですが、ほぼ毎回なるので気になってます。
ま、まだレビュー期間はしばらくあるので、またしばらく利用してみて分かったことや気になることがあれば、改めてエントリーを上げたいと思います。
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ケータイ会議9とは、富士通の最新スマートフォンARROWS X LTE F-05Dをブロガーが使い倒してブログで自由にレビューする企画です。通信料は各自の負担、モニター後は端末をそのまま使い続けることができるようになってます。
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