テレビにWi-Fi転送できるMiracastにも対応した「ARROWS NX F-06E」体験内覧会に行ってきた
この夏docomoから発売される富士通製のスマートフォン ARROWS NX F-06E と Disney mobile on docomo F-07E を対象とした内覧会がありまして、実機を体験しつつ色々とお話を聞いてきました。
今回は ARROWS NX F-06E のほうで気になった機能などをざざっと紹介しておきます。
これまで以上に大画面になってたF-06E
↑ 左は冬モデルのF-04E、右の大きいほうがF-06E。
写真じゃ伝わらないかもしれませんが、大画面5.2インチは、第一印象は「デカい」です。最近のタブレットのサイズが7インチなのでその差は1.8インチ。
その大画面ゆえ片手では使いにくそうですが、ワンタッチで画面全体が下に移動する「スライドディスプレイ」や、キーボードのサイズを自由に変更できる日本語入力機能など、これまでの ARROWS にはなかった片手使いに対する気配り機能が用意されています。
↑ ナビゲーションパネルのこの矢印をタップすると・・・
↑ こんな風に画面が下に移動。通知パネルのボタンも画面半分下にくるのでタップしやすくなります。
↑ キーボードサイズを変えてみたり。
このまま大きくなっていくと将来的にポケットに入らなくなるのではないかという心配はありますw
Dolby Digital Plus
これまでの機種にはDolby Mobileというモバイル向けのドルビーサラウンド機能が搭載されていたのですが、今回は「Dolby Digital Plus」というさらなる高音質を再現する技術が搭載されています。
↑ イコライザーは指でタップして自由自在に変えられます。
端末で映画を再生しつつヘッドホンで実際に音を聴いてみたのですが、Dolby Digital Plusをオンにすると迫力が随分違いますね。
スマホで映画や音楽を見たり聴いたりするけど音質にそこまでこだわってなかったという人は、一度体験してみるとびっくりすると思います。ちなみに説明員の方によると普通のイヤホンでも大丈夫ですよとのことでした。
Wi-Fiダイレクトでテレビに画面を出力できるMiracast対応
個人的に一番使ってみたいと思った機能のひとつがこのMiracast対応。
↑ こういった専用アダプタをケーブルで接続すれば、音も画面も直接テレビに転送できます。(Wi-Fiルーターは不要)
↑ ドットインストールの動画もこの通り大画面で。
調べてみたらMiracastはAndroid 4.2から対応した機能だそうで、これは他人に自慢したくなる機能の一つかと思います。
(追記 2013-06-08) 実際に使ってみたレビュー記事はこちら → ARROWS NX F-06EのMiracast機能で画面をテレビに映してみよう
ワンセグ+フルセグ
今回のウリのひとつにワンセグだけでなく「フルセグ」も見れるというのがあります。フルセグはワンセグメントではなくフルセグメント。地デジと同じだけのデータを受信するので画質が綺麗です。
↑ 左がワンセグ、右がフルセグ。
ただ、フルセグはデータ量が多いだけあって受信感度はワンセグのほうがマシです。
ヘビーに使っても1日は大丈夫らしい
docomoがあえてトピックとして「バッテリーの向上」を挙げていることから分かる通り、スマートフォンのバッテリーのもちというのは、ARROWSを含む最近のスマートフォンに共通した課題で、以前レビューしていたF-05DもF-04Eもバッテリーのもちは良くなかったですね。
今回の ARROWS NX F-06E は 3,020mA のバッテリーを搭載していて、富士通の人曰く「ヘビーに使っても1日はもちます」と。これはバッテリー容量以外に CPU を Tegra から Qualcomm に変更したという点も効いてるみたいです。
ツートップではないけれど
数日前にdocomoの発表会があり、「ツートップ」というキーワードをネットやテレビで見かけた人も多いかと思います。今回 ARROWS はそのツートップには入っておりませんが、十分に検討対象にできる機種だと思いますのでぜひ店頭で試せるようになったら実機を触ってもらいたいなと思います。
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