livedoor PICSのデザインについてFlickrに問い合わせてみる
はてなブックマークで100人以上がブックマークしている小鳥ピヨピヨ(a cheeping little bird) – livedoorがmixiに引き続きFlickrにインスパイアされすぎた件についてを読んで。
私はlivedoor PICSは利用していなかったので、読むまで全く知らなかった。だが、これまで私のブログでも、livedoorのトップページがYahoo!のトップページに似ていたことや、livedoorフレパのデザインがmixiそっくりなことなどを取り上げてきたので、今回も取り上げてみる。
しかし、もしlivedoorがFlickrに対して「デザイン使用の許諾」を得ていれば、全く問題ないことである。そこで今回は、Flickrに対して問い合わせメールを送ってみた。証拠画像として小鳥ピヨピヨさんの画像のURLも付けてみた。
Is this granted?
livedoor is one of the most famous IT company in Japan.
http://coolsummer.typepad.com/photos/uncategorized/flickrlivedoorpics2004122901.jpg
つたない英語なので迷惑メールとして扱われないか心配である。全く無視される可能性もある。しばらくFlickrからの返事を待つこととする。
さて、「WEBサイトのデザイン」が「著作権」で保護されるかどうかは、ネット上の情報をあさってみても賛否両論である。あるサイトでは「保護される」と書いているし、また別のサイトでは「保護対象でない」と書かれている。そこで、デザインというのは著作権以外でも保護される対象になるのではないだろうかと思い、もう少し調べてみた。すると、Macromediaのサイトに次のような記述があるのを見つけた。
・・・中略・・・
上記の許可には、本 Web サイトのデザイン要素、外観、レイアウトの複製は含まれません。これらの要素は、トレードドレス、商標、不正競争に関する各種の法律で保護され、その複製または模倣は、手段や形態を問わず禁止されています。
Macromediaは「Webサイトのデザインがトレードドレス、商標、不正競争に関する各種の法律で保護されている」と主張している。とすると、どんなWEBサイトのデザインも一応は著作権以外の法律で保護されていると言えるのではないだろうか。(「トレードドレス」についての解説はこちらを参照してください。)
WEBサイトのデザインというのは、WEBサービスのユーザ・インタフェースの使いやすさを決める大きな要素である。どんなに優れた機能を持ったサービスであっても、デザインがしょぼければあまり使う気にならない。携帯電話でも「デザイン」は最重視されている。つまり、デザインはサービスや製品の売り上げに大いに影響を与える重要な要素なのだ。
もしかしたらlivedoor PICSではデザイナーは存在していないのかもしれないけど、livedoorのWEBデザイナーには「プライド」はないのかというが気になるところである。
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