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2006 11 17

市川拓司さんのエッセイ 『きみはぼくの』

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きみはぼくの
きみはぼくの

読書をあまりしない私が唯一4冊も小説を持っている、市川拓司さんのエッセイ。子どもの頃の様子から、作家デビュー、「いま、会いにゆきます」の映画化あたりまでのエピソードが書かれています。

市川さんの小説に登場する主人公がどこか弱い部分を持っていることや必ず一途にひとりの人を想っていることの理由や、「いま、会いにゆきます」のストーリーのモチーフになっているのが市川さん夫妻のストーリーそのものであることなどが、このエッセイを読むことで分かります。

数あるエピソードの中でなぜか目に止まったところが、市川さんがインターネットを始めた当時の頃のこと。1997年の統計ではインターネットの世帯普及率が4%で、利用人口はわずか600万人だったそうです。この数字は今のmixiの会員数とほぼ同じです。そんなインターネット初期の頃に市川さんはオンライン小説を書き、そこから出版、作家デビューへの道を進んできたそうです。

そういえば、「いま、会いにゆきます」の映画の舞台挨拶に市川さんがいたよなぁと思って、エッセイの最後のほうまで目を通すと、その舞台挨拶のことも書かれていました。映画の主人公と同じく市川さん自信も不安症のため、舞台挨拶の前はかなりパニくっていたそうです。いやぁ、全然そんなことは分かりませんでした。(竹内結子ばかり見てたというウワサもありますが。)

それにしても、この映画で共演した二人がいまや離婚騒動の渦中に。市川さんのことだから余計な責任を感じているかもしれません。このエッセイは、そういう市川さんの性格が分かる一冊です。

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