Twitterをもっと便利に検索する12の演算子とその使い方
Google 検索に様々な検索演算子(オペレーター)があるように、Twitter検索にも多くの演算子が用意されています。
あまり知られていないかもしれないので、ここで簡単に紹介しておきます。これらのオペレーターを使いこなすことで、もっと効率的に世界の今を知ることができるかもしれません。(これらはTwitterのサイドバーにある検索窓からでも利用できるものです。)
1. OR 検索
2個以上の単語のうちいずれかを含むつぶやきを検索したいときは「OR」を使います。たとえば「インフルエンザ」または「タミフル」を含むつぶやきを検索したいときは、
インフルエンザ OR タミフル
と検索します。
2. フレーズ検索
ウェブの検索エンジンと同じように、2個以上の単語をダブルクォーテーションで括ると、それらの単語が語順を含めそのフレーズのまま現れるつぶやきを検索できます。たとえば
"listening to"
のようにすると、何かを聴いている人のつぶやきが検索しやすくなります。
3. 特定のワードを除く
ある検索結果から特定の単語を除いた結果を得たい場合は、その単語の前にハイフンをつけます。(例: ドーム -札幌) これも Google などと同様です。
4. あるユーザーのつぶやきを検索
このあたりから Twitter 検索特有のオペレーターになりますが、あるユーザーの投稿のみを検索したい場合は、「from:ユーザー名」と検索します。
from:fkoji
とすれば、fkojiのつぶやきが検索できます。
5. あるユーザー宛てに投稿されたつぶやきを検索
逆に、あるユーザーに向けて投稿されたつぶやきは「to:ユーザー名」で検索できます。
to:fkoji
これはつぶやきの先頭に「@ユーザー名」とつけられているものに限られます。
6. あるユーザーに関するつぶやきを検索
先ほどは@マークが先頭につけられているつぶやきのみでしたが、つぶやきの中に「@ユーザー名」を含む投稿をすべて検索したい場合は、そのまま「@ユーザー名」で検索します。
@fkoji
7. 8. ある場所の近くで投稿されたつぶやきを検索
Twitter 検索は「場所」と「範囲」を指定した検索にも対応しています。
検索ワードに「near:地名」をつけて検索すると、その付近で投稿されたつぶやきを検索できます。ただ、日本の地名だと検索範囲のデフォルトがその地名の周囲 2,500km になっているようなので、このままではだめです。
範囲を絞りたい場合は「within:」を使います。たとえば「新宿を中心に周囲 3km の範囲で投稿されたつぶやき」を検索するには、
near:新宿 within:3km
と検索します。もちろんこれに検索ワードを追加して構いません。
9. 10. 投稿日をしぼって検索する
Twitter 検索では投稿日を指定して検索することもできます。これは「since:」と「until:」という演算子で実現されています。
学級閉鎖 since:2009-10-01 until:2009-10-10
とすれば、2009年10月1日から2009年10月10日に投稿された「学級閉鎖」を含むつぶやきのみ検索できます。年月日はハイフンで連結してください。
もし「since:年-月-日」のみ指定されていれば、その年月日以降のつぶやきが検索対象となり、「until:年-月-日」のみ指定されていれば、その年月日以前のつぶやきが検索対象となります。
また、since: と until: で同じ年月日を指定すれば、特定の日に限定して検索できます。
11. URLを含むつぶやきのみ検索する
つぶやきの中には URL を含むものも多く存在します。もし URL を含むつぶやきのみ検索したいときは、「filter:links」というクエリーを追加して検索します。
新型 filter:links
と検索すれば、「新型」を含むつぶやきの中で URL を含む投稿のみ検索できます。URLを収集してごにょごにょしたい時などにも利用できます。
12. 投稿クライアントを指定して検索する
検索クエリーに「source:投稿クライアント名」をつけると、そのクライアントから投稿されたつぶやきのみを検索できます。なので、
なう source:movatwitter
とすれば、MovaTwitterから投稿された「なう」を検索できます。
このように Twitter 検索にはなかなか面白い演算子がたくさんありますが、これらは「Advanced Search」からすべて利用できるので、覚えられないときはそこから検索するのがいいでしょう。ここで紹介していないオプションもまだいくつか用意されています。
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