F.Ko-Jiの「一秒後は未来」

iPhone + Pocket WiFiはギガデータプランで使ってる

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(追記: 2010-12-30) 最近は利用するデータ通信料が増えてしまったので、スーパーライトデータプランに戻しました。

ソフトバンクからイー・モバイルのPocket WiFiが発売されるというニュースがありましたが、自分は昨年の11月末にPocket WiFiを購入しておりまして、以来、iPhoneをPocket WiFi経由で利用しています。

なぜこういうことをしているかというと、自分はiPhoneの3G回線はほぼ使わないので、ネット接続を無線経由にしてソフトバンクのパケット代を節約したいからです。

で、約3ヶ月試してみた結果、自分の使い方だとイー・モバイルの料金プランは「ギガデータプラン」が最適だとわかりました。

ちなみに自分のiPhoneの使い方は、

  • ソフトバンクメールは使わない(ゆえに3G回線はオフ)
  • 主に使うアプリはTwitterクライアントとByline
  • WebやGoogleマップをたまに見る
  • Bylineはフィードの内容のみローカルにキャッシュ
  • メールはGmailを受信している
  • YouTubeはほとんど見ない

といった感じです。

イー・モバイルの料金プラン

イー・モバイルには料金プランが複数あります。2010年3月時点で「新にねん」の契約種別の場合、以下のような料金となっています。

これがうまくできていて、バリューデータプランやギガデータプランの下限も上限もスーパーライトデータプランのそれより高いために、たいていの場合スーパーライトデータプランを選択しがちです。

しかし最も重要なのは「バリューデータプランやギガデータプランの下限額がスーパーライトデータプランの上限額より安い」という点です。

スーパーライトデータプランもそうですが、バリューデータプランとギガデータプランにも無料通信分が設定されていて、一定のパケット量までは下限額で利用でき、そこから従量課金が始まり、最終的に上限額に達します。

つまり、1ヶ月で利用するパケットが無料通信分のパケット量におさまるのであれば、バリューデータプランやギガデータプランを使ったほうが、スーパーライトデータプランを使うより安くなるのです。

無料通信分のパケット量

iPhoneをPocket WiFiに接続して頻繁にネットを利用する場合、スーパーライトデータプランだとあっという間に上限額に達してしまいます。なぜならこのプランはたった約14MBで上限に達してしまうからです。

一方で、バリューデータプランは約300MB(2,457,600パケット)まで下限額で利用でき、ギガデータプランでは約1GB(8,388,700パケット)まで下限額で利用できます。また、それぞれ上限額に達するのはバリューデータプランが約335MB、ギガデータプランが約1.023GBとなっており、下限と上限のパケット量の差はあまりありません。

emobile-giga-data-plan.gif

↑ ギガデータプランの場合。

なのでざっくりと、1ヶ月のパケット量が2,457,600パケットまでならバリューデータプランを、8,388,700パケットまでならギガデータプランを、それ以上ならスーパーライトデータプランを利用するのがいい、ということになります。

iPhoneで使うパケット量

じゃあ1ヶ月にどのくらいパケットを使うのか、というところですがそれはソフトバンクの明細を見てみるとわかります。

My SoftBankの料金案内にある「ご請求内訳照会」から請求が確定している月の内訳を見てみます。

softbank-price-result.gif

↑ この「PCダイレクト」の欄にパケット量が記載されています。

これは2009年11月請求分ですが、自分の場合5,730,342パケット使っています。つまりイー・モバイルのプランであればバリューデータプランの上限は超えているが、ギガデータプランの無料通信分にはおさまっている通信量だとわかりました。

(まぁ実際ここにパケット量があるのに気づいたのは最近で、ホントは実際にバリューデータプラン→ギガデータプランと試してみたのですがw)

というわけでギガデータプラン

というわけで、イー・モバイルのほうはギガデータプランで使ってます。実際に1月と2月の利用料金は、

emobile-price-result-1.gif

↑ 1月が3,988円。

emobile-price-result-2.gif

↑ 2月が4,068円。

となっていて、スーパーライトデータプランの上限額より安い料金で利用できています。(契約種別は「にねんM」です。)

料金プランは色々とややこしいので、まだ自分の気づいていない罠やらひっかけやらあるのかもしれないですが、一応月々の請求が安くなっているので問題ないのではないかと。。

ちなみにiPhone(ソフトバンク)の料金ですが、2月請求分はパケット料金が1,115円で、もろもろ込みで3,935円になっていました。

これまではイー・モバイルが月々約5,000円、iPhoneが約8,000円だったので随分と節約できてます。最終的にはiPhoneの3G回線も解約していいと思ってますが、まぁいつ何時必要になるかもしれないと保留してます。

外でパソコンを使わない人にとってはイー・モバイルの通信端末など不要なのでこんなことはしなくていいのですが、どうしてもイーモバもiPhoneも必要でiPhoneの3G回線は使わないという人は、月々のパケット量によってイー・モバイルの料金プランを自分にあったものにすれば、通信料を節約することができます。

イー・モバイルをパソコンのみで使う場合も同様のことは言えますが、パソコンだけの場合は月々のパケット利用量が定まらないところがあると思うので、ちょっと難しいかなと思います。

あとはPocket WiFiの電池が長持ちしれくれれば申し分ないのですが・・・。

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著者について

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F.Ko-Ji

Webエンジニアやってます。最近は ドットインストール の開発がお仕事です。その傍ら、個人で Meity電車遅延なう梅酒.in#グラドル自画撮り部 の部室といったネットサービスを開発・運営してます。梅酒と草野球とリアル脱出ゲームが好きです。

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