Googleの短縮URL「goo.gl」がAPIの提供を開始
待ち望んでいた人も多いかもしれませんが、Googleが提供している短縮URL「goo.gl」がようやくAPIの提供を開始したようです。
» Google Code Blog: Google URL Shortener gets an API
利用するには APIs Console からAPIキーの取得が必要。APIs Consoleの「URL Shortener API」の欄にある「Activate」ボタンをクリックして取得してください。
OAuthもサポートしているようですが、ドキュメントではAPIキーの利用が推奨されています。
(追記) 上記についてコメントでご指摘を頂きましたので、コメント欄をごらんください。
APIで用意されている機能は、
- URLの短縮
- 短縮されたURLの展開
- 短縮されたURLの統計を取得
- ユーザーが短縮したURLの一覧の取得
といったものがあるようです。
APIs Consoleを見ると、1日あたりのクエリの上限は100万クエリ。まぁ通常利用だとほぼ制限なしです。(APIキーなしでも利用できるみたいですが、APIキーがない場合はクエリの上限がかなり少なくなる模様。)
Googleの短縮URLは末尾に「.qr」をつけるとQRコード表示ができたりもするので、なかなか便利に使えそうな気がします。
今後 bit.ly からの乗り換えがどのくらいあるかが気になるところです。
» Google URL Shortener API – Google Code
ちょっと気になったのでコメントします。
「OAuthもサポートしているようですが、ドキュメントではAPIキーの利用が推奨されています。」
とはどこに書かれていますか?
何回もドキュメントを見ましたがそのような記述は見あたりません。
書かれているのは要約すると、
「開発ためにAPIキーなしでも動作するがAPIキーを使うと「高い使用率の制限(直訳)」になります。トラフィックレポートが利用できます。」
「オプションとしてGoogleユーザーとしての認証はOAuth (推奨) かClientLoginを利用出来ます。ユーザーの履歴(短縮URL一覧)を見るには必要です。」
ですが・・・。
> xtrailさん
コメントありがとうございます。
http://code.google.com/intl/ja/apis/urlshortener/v1/getting_started.html
ご指摘の通り、そのように書かれておりました。
* Shorten a long URL
> Note: An API key is highly recommended.
>
> An auth token is optional for shorten requests. If you provide one, the short URL will be unique, and it will show up in the authenticated user’s dashboard at goo.gl.
この部分を勘違いしておりました。
確かに、
* Shorten a long URL
* Expand a short URL
* Look up a short URL’s analytics
の3つではauth tokenは必要でなく、
* Look up a user’s history
については auth_token が必要とのことでした。
お詫びして訂正いたします。