節電継続を応援する「みんなで節電」というサービスをリリースしました

2011/3/30 16:04

ここ数日は計画停電が実施されていませんが、夏場や次の冬の計画停電は避けられないだろうと予想されていて、ひとりひとりに「節電」の協力が求められています。

しかし、毎日「継続」して節電するのってそんなに簡単なことじゃないと思うのです。小さなことをコツコツと続けていくのはむずかしい。

というわけで、友人 @kokopelli_h、たかのさんと3人でこんなサービスを立ち上げました。

この『みんなで節電』は、毎日の「節電」を無理なく続けられるようにと考えて企画したサービスです。Twitterのアカウントでログインして利用します。

「みんなで節電」のメイン機能のひとつは、今やってる節電の投稿機能です。Twitterに同時投稿することもできます。

投稿する際には「計画停電のグループ」の選択を必須としてます。対象ユーザーを「for 東京電力ユーザー」としているため、都道府県の選択は東京電力管内の都県のみです。

みなさんに投稿してもらった「節電」は、計画停電のグループ別や、都道府県別などで閲覧でき、同じ地域や他の地域の人の「がんばり」を確認できるようになっています。

トップページだけ見ると「節電の投稿」だけがメインのように見えてしまってますが、もう1つ、『自分が投稿した「節電」がチェックシートになる』という機能がポイントです。

↑ 投稿からつくられるチェックシート。

このチェックシートは1日1回、この節電を「やった」というチェックができるようになっていて、その継続日数も表示されます。

「何日続けている」という成果が見えることで、小さなことですが、日々の節電の励みになると考えています。

ほかの人の投稿を眺めていて「あ、この節電自分もやってみようかな」と思ったら、その投稿を自分のチェックシートに追加できるようにもなっています。

↑ 「チェックシートに追加」をクリック。

自分の投稿が他の人のチェックシートに追加されたら通知が届くようになっているので、「誰かと一緒に節電をやってる感」を感じられるのではと思います。

それぞれの投稿の個別ページには、その投稿をいいね！したユーザーやチェックシートに追加したユーザーを一覧で見ることもできます。

↑ 投稿の個別ページ。

そのほか『みんなで節電』では、毎月の電気代・使用量をメモしておける「使用量メモ」という機能があったり、東京電力から提供されている電力使用状況のCSVファイルを利用して「電力使用状況の表示」をしていたり、日々「節電」を意識できるような工夫をしています。

電力は鉄道会社や企業が多く使っているのは確かですが、ひとりひとりの小さな積み重ねが大きな節電になることも確かです。

関東の電力供給不足はしばらく続きそうなので、わたしたちが普段の電力使用を見直して、無理のない範囲で節電を続けられたらいいのではないかと思います。

Webエンジニアやってます。最近はドットインストールの開発がお仕事です。その傍ら、個人で Meity や電車遅延なう、梅酒.in、 #グラドル自画撮り部の部室といったネットサービスを開発・運営してます。梅酒と草野球とリアル脱出ゲームが好きです。