新海誠著『小説 君の名は。』を読んでみて
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映画『君の名は。』を観た余韻に浸ろうと、一応「原作」という形をとっている小説版を購入。すでにストーリーを知っているにも関わらず心が震える良作でした。
あとがきにも書かれているのですが、この小説は映画の製作中に書かれたものだそうで、映画の完成より先に完成し、先に発売されていました。公開前は書店の棚にたくさん在庫があったのに、今日買いに行くとほとんど無く、あやうく入手し損ねるところでした。
内容はほぼ映画の内容通りで、前作の『言の葉の庭』の小説版 (実は最近買ってまだ途中までしか読んでいない) では、映画で描かれなかったエピソードが多数書かれていましたが、今作では映画のストーリーに少しだけ補足的に登場人物の心情や細かい設定が追記されている程度です。
そのため今回は数時間で一気に読み終え、頭の中で整理できていなかった部分を整理でき、昨日まで不明瞭だった箇所がクリアになりました。それと同時に、絶対にツッコんではいけないポイントにも気づくことになってしまいました。これについては寝て忘れてしまおうかと思いましたが、新海監督はどのような設定にしているつもりなのか、いずれどこかで語ってほしいなと思います。
それでもこの小説を読むことで、「あの◯◯にはそういう意味が!」とか色々明らかになるところもあるので、先に映画を観た人は小説を読んでからもう1回映画を観るとまた面白いのではないでしょうか。
小説 君の名は。 (角川文庫) (新海 誠)
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