Google検索におけるクリックポピュラリティは過去のものではない
ウェブ検索におけるクリックポピュラリティは本当に過去のものか? | 住 太陽のブログに関して。
今頃になってクリックポピュラリティなどというと、何かとても無知な人が戯言を言っているように聞こえるかもしれません。しかし、このクリックポピュラリティという考え方は、完全に死んでしまったのでしょうか?
約2年ほど前になりますが、このブログの前身のブログで書いた「眠れないのでGoogleの特許を読んでみる」というエントリーの中で、Googleの検索順位付けに関するアルゴリズムの特許について調べたことがあります。
眠れない中で調べた結果、私は次のように書いています。
また、ある一定期間にある検索結果の中からどのくらいクリックされたかというデータを、履歴データという物に持っていて、スコアに影響を与えるようです。計算機では把握できない部分をユーザからのフィードバックで補おうという考えでしょう。
どうやらこれは特許文書の中では次の部分にあたるようです。
15. The method of claim 1, wherein the one or more types of history data includes information relating to how often the document is selected when the document is included in a set of search results; and wherein the generating a score includes: determining an extent to which the document is selected over time when the document is included in a set of search results, and scoring the document based, at least in part, on the extent to which the document is selected over time when the document is included in the set of search results.
このように書かれているので、私はクリックポピュラリティはまだ死んでいないと考えています。
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