あなたのブログが検索エンジンと両想いになるための10の傾向と対策
検索エンジンはわがままな性格のようで実は正直です。ということで、今回は検索エンジン(といっても主にGoogleかもしれませんが)の性格に見られる傾向と、その対策について書いてみたいと思います。
1. タイトルに織り交ぜられたキーワードに萌えるの
あなたの記事が何について書かれているのか、検索エンジンが最も重視するのが「タイトルに含まれるキーワード」です。Googleで検索した検索結果の上位のページは、ほとんどがタイトルに検索キーワードが含まれていると思います。
タイトル次第であなたのブログの運命が決まると言っても過言ではありません。
2. タイトルは全部見せられないの
検索結果に表示されるタイトルの長さには制限があります。日本語だと大体32文字くらいで、これを多少オーバーしても大丈夫な場合もあります。もし重要なキーワードがタイトルの後ろの方に入っていると、検索結果のページでそのキーワードが見えないことがあります。検索結果上に見えるか見えないかの違いですが、見えてたほうがクリックしますよね?
これと関連して、記事のタイトルにブログ名をつけるときは、後ろにつけたほうがいいと思っています。ブログ名が長いと記事タイトルがはみ出してしまいます。
3. 同じドメインばっかりじゃ飽きちゃうの
検索エンジンの検索結果には、ひとつのドメインにつき2個までしか表示されません。詳しくは「独自ドメインやサブドメインで運営されるブログがSEOに有利な理由」を参照してください。
4. descriptionが全部同じなんて論外よ
metaタグのdescriptionは適切に設定しましょう。descriptionが設定されていなければ、Googleの検索結果にはキーワード周囲の文章が自動的に表示されます。詳しくは「metaタグのdescriptionは下手に設定しないほうがよい」を参照してください。
全ページに同じdescriptionなんて論外です。
5. 本当のあなたはどっち?
トップページやアーカイブページには全文を掲載しないようにします。記事ページではなくトップページのほうがメインコンテンツとして認識されてしまうと、トップページのタイトルにはその記事のキーワードが含まれないため、上位表示されなくなります。
特に長文を書く人は要注意です。詳しくは「重複コンテンツ」で検索してみましょう。
6. フィードの上ではすべてを見せてほしいの
ブログ検索のことを考えると、RSSフィードには全文を掲載しておいたほうがブログ検索にひっかかりやすくなります。ただしブログ検索エンジンによっては、ページ自体から本文らしき箇所を自動的に抽出してくれるものもあります。
まぁブログ検索からのトラフィックは少ないですが。(参照: TechnoratiやGoogleブログ検索にインデクシングされなくても悲観する必要はない)
7. ユニークな個性の人が好きかも
たまには他人があまり取り上げないテーマでブログを書いてみましょう。あるキーワードについてのページが、数十ページや数百ページしかインデックスされていない場合はチャンスです。
検索回数が少ないキーワードだとしても、塵も積もれば山となると言いますし。
8. 閉じた性格の人は嫌いよ
外部からの被リンクだけでなく、自分から他のサイトへリンクすることも大事です。関連のあるページにリンクしている記事と、リンクしていない記事。読者にとって有用なサイトはどちらでしょうか?
9. あなたのすべてを知りたいの
ブログの全ページをインデックスしてもらうために、Sitemapファイルを作成して、GoogleウェブマスターツールやYahoo! Site Explorerに送信しましょう。
10. 新しいあなたが見たいわ
更新が停滞すると、検索エンジンからの評価がだんだんと下がっていきます。また、ブログは記事の量が増えれば増えるほどアクセス数が伸びるものなので、継続して書き続けることが大切です。
以上、思いつくままに10個の傾向とその対策を書き連ねてみました。別の内容を思いついたらまた別エントリーで書いてみようと思います。
P.S. これらの逆をおこなえば、検索エンジンにひっかかりにくくなるとも言えますね。
はじめまして。
これ面白いですね。
個人的には相手からの
片思いが良いです。。
>> pacificusさん
ありがとうございます。
確かに検索エンジンの場合は「思われる」ほうがいいですねぇ。