F-09Aはこんなにイケててこんなにイケてない
ケータイ会議4で使わせてもらっている F-09A だけど、そろそろモニター期間も終わってしまう。早いな。というわけで、約1ヶ月使ってみて個人的に感じた F-09A のイケてるところとイケてないところを挙げておく。(レビュー概要についてはこちらを)
F-09Aのイケてるところ
810万画素、タッチした場所にオートフォーカスするカメラ
F-09Aのイケてるところを真っ先に挙げるとしたらカメラ。810万画素というデジカメ並みの画素数もさることながら、画面上でタッチした箇所にオートフォーカスするのがすごく便利。
↑ こんな感じの綺麗な写真が撮れる。撮影時にはディスプレイに映っているラーメンをタッチしてフォーカスをあわせている。
F-09Aのカメラ機能に関しては「PRIMEseries F-09Aブロガー徹底レビューまとめサイト – 「カメラ」に関する記事」にたっぷりまとまってる。必見。
ヨコモーションにしたときの端末のバランス
F-09A を持ってメールを打ったりしていると、F-09Aの端末のバランスはヨコモーションに最適化されているなぁ、と感じる。ヨコモーションの状態にしたときの持ちやすさ、文字の打ちやすさはかなり良い。ただ、あとで書くけどスライドして伸ばした状態だと持ちにくい。
電池残量をパーセント表示できる
F-09Aでは電池残量を1%刻みで表示することができる。電池が残り1目盛りになったときでも「あ、あと10%ある」とわかるので少し安心。設定方法などは「PRIMEseries F-09Aブロガー徹底レビューまとめサイト – 「電池アイコン」に関する記事」でまとめてチェックできる。
ブラウザ上のテキストのコピペ
iPhoneもコピペで盛り上がっていたけど F-09A でもテキストのコピペができる。コピペの方法やフルブラウザでのショートカットの設定方法などは「F-09Aでは「サイト上の文字列をコピーしてクイック検索」がやっぱり便利! – IDEA*IDEA ~ 百式管理人のライフハックブログ ~」でわかりやすく解説されている。コピペはいざというとき大事だよ。
脈が測れる
Fケータイに歩数計が搭載ているのはもはや常識だが、今回の機種から脈も測れるようになっている。計測方法は、ヘルスチェッカーのアプリを立ち上げて親指でインカメラを押さえるだけ。聞いたところによると、光で指の血管が透けて見えるためにカメラで脈がとれるらしい。なので暗闇では無理だそうだ。
ヘルスチェッカーについては「PRIMEseries F-09Aブロガー徹底レビューまとめサイト – 「ヘルスチェッカー」に関する記事」をチェック!
F-09Aのイケてないところ
ここからは「これはちょっと・・・」と個人的に感じたところをピックアップしていく。持ち上げとおいて落とす、みたいな。
スライドして伸ばしたときの端末のバランス
F-09Aの使用形態は、閉じた状態、スライドした状態、ヨコモーションの状態の3タイプある。そのうち「スライドした状態」での端末の重心は微妙にディスプレイ側に寄ってしまっている。
やや上のほうに重心があるということは、やや上のほうを持たないとバランスが悪いということにある。やや上のほうを持たないといけないということは、下のほうのキーに指が届かないということになる。つまり、キーが打ちづらいということになる。
片手でスライドしづらい
日常でケータイを片手でしか操作できないシーンはよくあるはず。F-09Aの場合、メールで文字を打つ時などはスライドしてキーを打たないといけないが、スライド操作にやや力が必要で、片手だとなかなかスムーズにいかない。もう少し軽い力でスライドできればなぁ。
タッチパネルでのメニュー操作
iPhoneとは違って、F-09Aのタッチ操作は1回目のタッチが「選択」、2回目のタッチで「実行」という2段階操作になっている。最初、これに慣れない。
あと F-09A のメニューをタッチパネルで操作するときには少しコツがあって、選択状態のカーソルをドラッグさせるとカーソルがそれにあわせて移動できたりするのだが、「実行」のためにもう1回タッチしないといけなくて、そこでタッチがズレたりする。
サーチキーの場所
「サーチキー君、どこ行ってもうたんや・・・[F-09Aレビュー]」で書いたように、便利なサーチキーが横についていて押しづらい。さらに、サーチキーを探そうとして端末を横に傾けるとオートローテーション機能が働いて画面が横向きになってるとかいう副作用も生じる。
なのでオートローテーションは切ってる。寝ながらケータイを見るときも回転すると困るし。
ワンセグの感度がいまいち
「F-08AとF-09Aのワンセグはどちらがよいか」で書いたように、ワンセグの感度がいまひとつ。アンテナが端末の下のほうに入っていて、端末を持つ時にアンテナを覆わないようにしないといけなかったりする。
待受タッチメニューが常時表示されたまま ※
ディスプレイの下部に表示されている4つのボタンが待受タッチメニューで、タッチ操作のときには便利なのだけど、スライドして開いた時にもこのメニューは表示されたままで、ついつい一番右のiモードボタンを見て、メールボタンを押してしまう。せめてスライドしたときは消えてほしいのだが。
※ (追記 2009-07-09) ケータイ会議のチャットルームで教えてもらったのだが、「フィンガーポインターの設定」を無効にしていると表示されたままになるらしい。そういえばフィンガーポインター使わないから最初にオフにしたような覚えがある。なので、フィンガーポインターを有効にすれば解決。その代わり、スライドが開いた状態でタッチ操作ができなくなる。
比較的電池の減りが早い
何もせず、待受状態にしておくぶんには問題ないが、ちょっとワンセグやアプリなどを使うと電池が F-08A より早く減ってしまう。ひと晩置いておくと電池切れで電源が切れていることがよくあった。
ブラウザの戻る/進むでわざわざサムネイル表示
F-08A のブラウザでもそうだけど、ブラウザの「戻る」「進む」の操作をするとわざわざサムネイル表示になって、そのサムネイルを見ながら目的の画面を選択するというインタフェースになっている。
最初は「おぉっ」と思うのだけど、使っていると1ページ戻るだけのときとかにうざく感じるようになる。これはサムネイル表示にするか、通常のブラウザと同じようにするかを選択できるようにすべき。
ブラウザのパスワード入力で半角英字のデフォルトが大文字
ケータイ会議3でF-01Aなどを使っていたメンバーに聞いたところ、その頃からそうなっていたそうだが、ブラウザのパスワード入力フォームで、文字入力を「半A」つまり半角英字モードに切り替えると、入力がデフォルトで大文字になる。まぁパスワードマネージャー使ってパスワード記憶させておけばいいんだけど。
と、思いつくままにあげてみました。まだありそうだけど。
ま、良いところも悪いところもあるのが普通なので、悪いところをカバーできるだけの魅力を F-09A に感じるかどうかが選ぶポイントじゃないかと思います。
FOMA F-09A F-08A ブロガー徹底レビューまとめサイトへ!
ボタンが押しにくくなった。
「っ」などがワンタッチで変換できなくなった。