F905iに見る携帯電話のユーザビリティ
モニタープログラムも2週間が過ぎましたので、そろそろF905iのキー操作についてのユーザビリティについて、参考までに書いておきたいと思います。
ワンタッチ、ツータッチ
F905iにはワンタッチiアプリ、ツータッチiアプリ、ツータッチサイトといったショートカット機能があります。(教えてもらうまで気づかなかったのですが。)
まず各ショートカットについて簡単に説明しておきましょう。
■ ワンタッチiアプリ
iアプリの中からひとつだけ、決定ボタンの長押しで起動するように設定できます。
■ ツータッチiアプリ
待ち受け画面で「番号キー」のあとに「↓を長押し」するだけで、各番号に割り当てたiアプリを起動できるようになります。
■ ツータッチサイト
待ち受け画面で「番号キー」のあとに「↓」を押すだけで、各番号に割り当てたブックマークのサイトを起動できるようになります。
さて、確かにこれらのショートカットは便利なのですが、記憶するのが難しいです。
何番に何を登録したのか、どれを登録してどれを登録してないのか、ということを記憶しておくのは大変です。
そこで、試しに頭文字を使ってみることにしました。
たとえばモバイルSuicaは「ま行」で始まるので、「7」に登録、Edyは「あ行」で始まるので「1」に登録といった具合です。
これである程度記憶できるようになります。
ただ、ついついショートカットを使わずに起動したり、登録したこと自体忘れてしまうこともあり、個人的にはイマイチといったところです。
また、ツータッチの場合は「↓」と番号キーとの距離も大事だと思います。
たとえば「0」キーと「↓」ボタンは離れすぎていて使いにくいです。登録するなら「1」から「3」まででいいかなぁと思います。
指の移動距離って意外に重要ですよね?
メールの新規作成で電話帳ボタンが送信ボタン
次に自分がよく間違えやすい点をひとつ。メールの新規作成画面での宛先入力です。
↑ これがメールの新規作成画面なのですが、普段は右上のボタンが電話帳なのに、実際は電話帳が左下のボタンに割り当てられていて、右上には[送信]が割り当てられています。
ついつい間違って送信を押してしまうのは宛先を入力する前なので誤送信には至っていませんが、電話帳マークがボタンについてるのに・・・と思ってしまいます。
スケジュール登録のショートカットは便利すぎ
ケータイでスケジュール管理している人には嬉しい機能。
↑ たとえば「03021800」と入力すると右下に[スケジュール]と表示されます。そこでおもむろに右上のボタンを押すと・・・
↑ スケージュール登録画面ですでに日時がセットされます!!
これは年月日や時間のみにも対応していて、もし「1500」と入力すると、まだその時間が来ていなければ「今日の15時」に設定され、すでに時間が過ぎていれば「明日の15時」に設定されたりします。
なかなか賢くて便利だと思います。
使いにくいのはボタンが密接している点
あとやはり書いておかないといけないのは、F905iのボタンとボタンの間に溝がなく密接していること。二重押しや押し間違いが非常に発生します。
↑ 今どき溝がないのはF905iかiPhoneでしょう。
ちなみに、F904iやF705iを見てみると、ボタンは密接してなかったりします。(F904iは横同士だけ密接している。)
最初は慣れれば打ちやすくなるかと思ったのですが、2週間たった今でも二重押しをよくしてしまいます。なので、購入する場合はそこを注意して実際にモックや実機をさわってみることをオススメします。
まとめ
- ツータッチは番号に何を割り当てたかを覚えておくのが大変
- 名前で割り当てるといいかもしれない
- ボタンを押す回数も大事だけど指の移動距離も大事
- ボタンの機能は全機能でなるべく統一させたほうがいい
- スケジュール登録の日時ショートカットが嬉しい
- ボタンとボタンの間の溝はとても重要
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