F906iのイケてないところを3つ
ケータイ会議2も後半に入ったところで、そろそろF906iのイケてないところを書かせていただきます。なんらかの方法でカバーできる点については、カバーする方法も書いています。
キー配置の微妙な変更
F906iではF905iまでのキー配置が大きく変更されています。
↑ これは一例です。
- 句読点が 0キー から #キー へ移動した
- 文字種類切り替えが 通話キー から 左下ソフトキー へ移動した
- 大文字/小文字切り替えが 左下ソフトキー から スターキー へ移動した
- iモード/iアプリが マルチカーソルキー下 から 左下ソフトキー へ移動した
慣れの問題ですが、「わをん」の後に句読点が出てこなくなったのが不便です。慣れの問題ですが。
文字種類の切り替えについては気にしなくていいと思います。漢字入力モードでも変換候補の最後に英数字の候補が出てくるので、英数字も常に漢字入力モードで入力すればいいです。そうすれば予測変換に英数字も出てくるので、より便利に使えます。
ただ、ボタン配置が変更されたにも関わらず、文字種類切り替えを示す「文字」という表記がF906iから消えてしまいました。これも慣れないと戸惑うと思います。
大文字/小文字の切り替えキーについては、その動作自体に疑問を持っています。たとえば「a」を入力して「A」に変更したら、次に入力する英字は「大文字」になってしまって混乱します。Caps-Lockのような感じです。個人的にはその時入力した1文字だけ大文字/小文字を切り替えができるほうが、混乱しません。
iモードキーはツータッチサイトやツータッチアプリでよく利用していましたが、このキーも配置が変わったため、よく間違って電話帳が起動してしまい、困ります。
このあたりのキー配置は、各キャリアと端末メーカーが協力して統一したキー配置の規格を策定してもらいたいものです。文字種切り替え、句読点のキー、大文字/小文字切り替えなどは特に。
屋外で背面液晶の文字が見えない
個人的にケータイは腕時計代わりなので、時間の確認は常にケータイを使っています。なので、天気のいい日に外で背面液晶の時間が見えないのは非常に困ります。手で影を作ってあげるか、ケータイを開いて確認するしかありません。これだったら「ちょこモーション」のほうが便利なのでは。
↑ 左がF905iで、右がF906i。F906iも点灯中です。
このように、F905iでは屋外でも問題なく背面液晶の文字を確認できたので、残念なところです。F906iでは歩数計の歩数も背面液晶で確認できるようになっているため、なおさら残念。なお、日陰や曇りの日であれば屋外でも背面液晶の文字を確認できますのでご安心を。
フィンガーポインタが操作しづらい
F906iでは指紋認証用のセンサーでフルブラウザのポインタ操作や、各画面でのカーソル操作ができるようになっています。センサーをダブルタッチすればクリックができたり、長押しすればドラッグができたりと面白いインタフェースなのですが、実際に使ってみると、やはり操作しづらい気がしています。
背面中央のセンサーに人差し指を置くためには握りを変える必要があります。そうすると、ケータイが不安定になります。ディスプレイが大きくて頭でっかちな端末なので、しっかりホールドできないと落としそうになります。かと言って、しっかり持つと手が疲れてしまいます。
なので、フィンガーポインタは使っていません。フルブラウザはキー操作で十分実用的な操作ができるようになっています。上下左右のスクロールはダイヤルキーで操作できますし、ポインタがリンクやボタンに吸着するようになっているため、カーソルキーでも素早くリンクをクリックできるのです。
まとめ
以上のF906iのイケてないところと、それをカバーする方法をまとめると、
- キー配置の変更に戸惑う
- → 使い続けて慣れる
- → 英数字は漢字入力のまま打つほうがよい
- 背面液晶が天気のいい日は見えない
- → 手で影を作る
- → あきらめる
- フィンガーポインタが使いにくい
- → フィンガーポインタを使わずにキー操作で対応する
といった感じです。あくまで個人的意見なので、ご参考までに。
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